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ジョン・ジェラート/ジョン・パーキンソン

《ジョン・ジェラート/ジョン・パーキンソン》

1095年、十字軍宣言に始まる長い十字軍遠征によって 西欧の人はグローバルな視野が拡大することとなりますが、それによって地中海世界の文化交流が広まり ハーブや薬草・医学や精油蒸留法がヨーロッパに伝わります。

また、12世紀になると肉食が増えたことによって 肉の保存や味付けに不可欠な香辛料が東方貿易を盛んにしました。当時は 香辛料が同じ重さの銀と交換されるほど高価なものだったのです。

その頃 大きな力を持っていたスペイン・ポルトガルは 新しい領土の発見・香辛料の直接取引を目的として、地中海を経由することなくアジアに通じる航路を探し求めて大航海時代へとつながっていったのです。

そんな中、16世紀になると 著名なハーバリスト達が活躍するようになります。

 

ジョン・ジェラード

イギリスの植物学者。床屋外科(この頃、床屋さんが手術らしきこともしてた…って驚く!!)となったのですが、植物に興味を持つようになり、ロンドンのホルボーンに薬草園を開きます。

その薬草園の植物を目録にまとめあげたのが「本草または一般の植物誌」です。

この著書は イギリス・ヨーロッパ本草学の代表作といわれています。(後に誤記が多いとの理由で改訂されています。)

植物の知識を増やすために船医になって海外を旅したこともあったそうです。

1577年から エリザベス女王の顧問であったウィリアムセシルの庭園の責任者になり、ケンブリッジ大学に植物園の設立を提案したのも彼なんだそうです。

「植物目録」を出版しましたが その中で 「分類学の父」リンネに先立って 種の名称の多くを2つの単語で記述しています。

他にこの頃のハーバリストとしてジョン・パーキンソンも並び称されていますが 彼はチャールズ1世に仕え、「広範囲の本草学書」を著し、大西洋をも渡った有名な著書となっています。