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ガレノス

ガレノス《ガレノス》

古代ローマでヒポクラテスに次ぐ有名な医学者と言われていますが 他に 農業・建築・天文学・占星術・哲学にも精通していたそうです。

17世紀まで西欧の医学の権威として崇拝されました。

コールドクリーム(植物油+水のクリーム。使ったときヒンヤリ感じるため、そう呼ぶようになりました。)の創始者としても知られています。

ヒポクラテスを医学の神として尊敬し、それを基礎にして自らの「体系的な学問」としての医学を築きました。

彼は後に 外傷は「体内への窓」とみなしていますが、動物の解剖によって 脳神経系・筋肉・眼・骨などで成果をあげました。

人体の解剖に至ってはいませんが、肝臓・心臓・脳を生命活動の中枢であるとするなど 輝かしい業績を残しました。

しかし、白内障の手術で水晶体の内側にまで長い針状のものを突き刺すなど、技巧に頼った無謀な手術も行っていました。うー、こわい!

現代からみれば 誤りの部分も多く、彼は循環器系を認識していなかったし、動脈と静脈が切り離されたシステムであると考えていた…などなど。

そして 動物の解剖しかしていなかったので 人間も同じような機能が備わっていると推測して事実と異なる部分も多かったようです。

宗教家達が医学に否定的であったのに対して ガレノスの理論は受け入れられたそうですが、コレはガレノスが「単一の造物主による目的をもった」自然の創造を強調したからでしょう。

彼が 生命の根源的原理は「生気」つまり「魂」であるとむすびつけたからだと推察されます。