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ディオスコリデス

ディオスコリデス《ディオスコリデス》

古代ローマの医学者で ネロ統治下の軍医。

医学的には「四体液説」をとり、広く旅をすることで実地研修をし「薬物誌(マテリアメディカ)」をまとめました。

薬理機能上から(収れん・利尿・下剤…というように)分類した薬物の植物は600種にも及び、1000項目(植物・動物・鉱物など)にわたりました。

以後、千数百年もの間 広く利用されました。

現存するものは 512年複写された「ウィーン写本」が有名で、植物画中心で(400近くにのぼります)ビザンツ帝国の皇女に献上されました。

彼いわく、「薬草が芽吹く時から成熟し枯れるまで一連の成長過程を観察しないと薬草固有の性質を理解する上で誤りを犯しかねない…」と観察を重視していたそうです。

そして ナント現在でもヨーロッパのハーブ・アロマのバイブルとして珍重されています。

薬草学の歴史上重要な文献であるとともに、古代ギリシャやローマにおける薬草の知識や使用法を知ることができます。

さて、ちょこっと中をのぞいてみましょう、この本。

「マツ類を焼いたときの煤煙がアイシャドウにもなるし、ただれ眼・まつ毛の脱毛・流涙症にも効く」(第1章)

へえええ! なんか私が色々試作してるアロマコスメにも通ずるなあああ…。

そして ワインの治療効果もおもしろいです。

味がどうこう、っていうより 産地別のワインの特色を効能で紹介するのです。(第5章)

消化機能回復や血行促進させるもの、逆に膀胱や視力に支障をきたすもの、などなど…。

ハチミツや水を混ぜたワインの作用の記述があると知って、養命酒ならぬ養命ワイン?(笑)をハーブの講座で教わったことを思い出しました。

なんか急に身近に感じるわぁ~♡