ハーブの安全性
《正しい知識を持ってハーブを使いましょう…》
近年「脱法ハーブ」なるものが社会問題となっていますが、ならば「合法ハーブ」…?
と思えばこれまたオソロシク「政府広報オンライン」などご覧頂くと 詳しいことが出ています。
「合法アロマ」も同様に違法とされていますから 普通に生活していて関わりがないはずのものはお気を付けくださいますよう…。
さてさて アメリカのハーブ製品協会がメディカルハーブを評価した安全性のクラス分類があります。
ご紹介しますが、日本国内で食品として販売されているものは ほとんどが安全で、またクラス3以上のものを避ければ 一般の人たちの使用は問題ありませんので、チョイスするときの目安になさると良いでしょう…。
【メディカルハーブの安全性の分類】
クラス1 適切に使用すれば安全に摂取できるハーブ
イブニングプリムローズ・エキナセア・エルダーフラワー・マロウ・
カレンデュラ・ジャーマンカモミール・タイム・ハイビスカス・ネトル・
パッションフラワー・フェンネル・ペパーミント・リンデン・ローズヒップ
マルベリー・ラズベリーリーフ など
クラス2a 外用のみに使用するハーブ
クラス2b 妊娠中に使用しないハーブ
セージ・ブラックコホシュ
クラス2c 授乳期間中は使用しないハーブ
クラス2d 特定の使用制限があるハーブ
イチョウ…MAO阻害薬との併用×
スギナ…心臓・腎臓の機能不全の人×
セントジョンズワート…MAO阻害薬との併用×
ダンディライオン…胆道閉鎖・重い胆嚢炎・腸閉塞の人×
フラックスシード…腸閉塞の人× 150ml以上の水と摂取する
マテ…長期使用×
クラス3 医療従事者の監督下でのみ適切に使用できるハーブ
クラス4 クラス分類のための十分なデータが入手できないハーブ
*ハーブに関する規制は よく変わります。
専門にハーブを扱おうと考えていらっしゃる方、新しい情報には敏感でいてくださいますよう… 私も気を引き締めねば…!