ローズマリーの使い方
(学名)Rosmarinus officinalis (抽出部位)葉
(科名)シソ科 (抽出方法)水蒸気蒸留法
青紫色の小さな花が咲き、「海のしずく」の意味をもつラテン語が語源。
「マリア様のバラ」というニックネームをもちます。
14C、ハンガリー王妃が献上された痛み止めによって症状が良くなり若返ったという有名なエピソードがありますが、この「ハンガリアンウォーター」の主成分がローズマリーです。
王妃はリウマチであったと伝えられていますが、
血行不良に作用しますのでお風呂に精油を落とし、
全身浴してもいいですし手や足を温めるだけでも身体がポカポカして疲労回復にもつながります。
スッキリした香りで(樟脳のような…)無気力な時に頭をクリアにし、集中力を高めます。
古くはエジプトのファラオの墓からも見つかっており、宗教儀式や薫香として焚かれていたようです。
薫香とは植物をいぶして香りをくゆらせたりして用いる方法ですが、
私が1番好きな匂いはというと…美しい花の香りもいいですが…
実は 稲を刈り取ったあとの田んぼで野焼きしている匂い、これが大好きです。
秋の夕暮れの景色、気温、幼い日の思い出、いろんなことが作用しているのでしょうが、
なぜだか涙がこぼれそうになりしばらくその場から去りがたくなります。
あれも一種の薫香でしょうか…