妊婦さんが使っちゃいけない精油は…?
「妊娠中のアロマってダメなのお?」「クリニックでマッサージのサービスあるけどだいじょうぶ~?」
なんてよくきかれます。そんな時の私の返事は「柑橘系の香りをディフューザーやアロマポットでシューってやっとけば~?気分転換にもなるしさー…。」
(ホントにアンタはアロマの資格持ってるんかい…?!)的な眼差しで見られるのですが
けっしていい加減に言ってるわけじゃなく そのようにしかお答えしづらいのです…。
妊娠中に使わないほうがイイとされる精油はたくさんあります。
実際、妊娠中絶手術が技術的にも倫理的にもしっかり確立したものでない頃、望まない妊娠をしてペニーローヤル精油を大量に内服し 流産した…という事例もあります。
元々、日本では精油の飲用は禁止されています。そして 使用法によって濃度も決められ、原液での塗布も原則あってはなりません。
そこをしっかり守り、普通に香りを楽しむならば 気分転換にもなると思うくらいです。
でもしかし…
妊娠中になにかあった時、なにが原因か定かでなければ「アロマのせいかも…」と後悔してしまうのは当たり前の心理です。
やっぱり知りたいですよね、一般的に良くないとされる精油…。
…とここでまた問題があるのです…。
それぞれのアロマ協会によって…または個人個人の見解のちがいによって 特定ができないのです…。極端な例は、一方の先生はオススメする精油が もう一方の先生では使ってはいけない精油になってる…なんてこともあります。
一説には アロマテラピーに関わるひとの中に 自分の地位を上げ、権威をつけるために危険性を強調したいのだ…との見方も…。
でもでも妊婦さんの気持ちがよーくわかるので ゆるーく羅列しておきますね。
やっぱり私は「柑橘系で癒されてればいいんじゃないかーい…」と言いたい…(笑)
【妊娠初期に使わないでおきたい精油】
【妊娠中は使わないでおきたい精油】
ジャスミン・シナモン・ナツメグ・フェンネル・ヤロウ・ローズ・レモングラス・ユーカリ
【その他 使用を控えたい精油】
クラリセージ・サイプレス・ジュニパーベリー・パチュリ・パルマローザ・ペパーミント・ベチバー・スイートマージョラム・メリッサ・ローズマリー・シダーウッド・ミルラ
*とにかく 心配な時はお医者様にご相談を!