精油(アロマオイル)ってどうやって抽出されてるの?
植物の持つ特性によって 精油(アロマオイル)の抽出方法が違います。
主な 3つの方法をご紹介します。
《水蒸気蒸留法》1番多く利用されています
植物を釜で蒸して 水蒸気となった香り成分を冷却すると水と油2層になった液が得られます。
この油が精油(アロマオイル)、水はフローラルウォーターといい、そのまま化粧水などに利用されます。
メリット:安価で多くの精油が抽出できる。
デメリット:熱に影響をうけやすい植物からの抽出にはむかない。
《圧搾法》
遠心力などを利用して 主に柑橘系の精油を抽出するのに使われる方法です。
メリット:植物そのものの香りにちかい香りを抽出できる。
デメリット:不純物が混じりやすく、劣化しやすい。
《揮発性有機溶剤抽出法》
石油エチル、n-ヘキサンなどの溶剤に香り成分を吸収させ、エチルアルコール処理をして抽出する方法です。
メリット:デリケートな花の精油が抽出できる。
デメリット:溶剤の成分が少し残留する。
*その他、油脂吸着法・超臨界流体抽出法などがありますがまあ上記3方法がほとんどです。
超臨界…はとても純度の高い精油が抽出できますが、装置自体 めっちゃ高価なのでなかなか普及はすすんでいません…。
*神戸市中央区にある「布引ハーブ園」の中にある「香りの資料館」で立派な蒸留釜をみることができます。
香りの歴史も楽しく学べ、何よりも山頂まで10分のロープウエイから見る景色は最高です。
やっぱりラベンダーの季節がおすすめかしらん…♡
風に吹かれながらの散策、いかがですか?