アロマクラフトを始める前に準備するもの
「今日からアロマクラフトを始めたい!」
という人のために
アロマクラフトを作る上で、用意しておいた方がいいアイテムを 一覧にしました。
ご参考にしてくださいませ・・・
①《精油》とりあえず3~4本 精油をそろえてみましょう。
*オススメは「ラベンダー」「ゼラニウム」「オレンジスイート」「ペパーミント」あたりでしょうか…
☆精油は大変濃縮されているので、原液を直接肌につけることは出来ません。
原液のままでは濃厚すぎて体調が悪くなることがあります。
心地よく楽しむために薄めることが大切です。
この「薄める材料」の選び方が、アロマクラフトを楽しむ重要なポイントになります。
「薄める材料」のことを「基材」と呼びます。
【基材】「植物油」「水」「アルコール」「ミツロウ」「クレイ」「グリセリン」「塩・重曹・クエン酸」「ハチミツ」など… |
②《植物油》(キャリアオイル・ベースオイルと呼ばれる)
「キャリア」は 精油成分を体内に運ぶ「carry」という意味でついたのでしょう。
浸透性がよく、アロマテラピーで使われます。
注意!!
まれに合わないものがあるのでパッチテストを行ってから使うことがお約束です。
*パッチテスト…前腕の内側の少量のオイルを塗って 24~48時間様子をみます。
異常を感じたら大量の水で洗い流し、使用をやめてください。
キャリアオイル | 主成分 | 用途 |
スイートアーモンドオイルバラ科(植物性油脂) | オレイン酸リノール酸(無色~淡黄色) | 化粧品の材料 |
オリーブオイルモクセイ科(植物性油脂) | オレイン酸リノール酸(淡黄色~淡緑黄色) | 美容・医療 |
マカダミアナッツオイルヤマモガシ科(植物性油脂) | オレイン酸パルミトレイン酸(淡黄色) | スキンケア(皮脂の構成に近い) |
ホホバオイルツゲ科(液体ワックス)ロウ | ステアリン酸(無色~黄色)☆低温で固化 | クラフト全般 |
植物性スクワラン(飽和炭化水素) | スクワレン(無色) | スキンケア |
*他にも多くのキャリアオイルがありますが 必要に応じてそろえましょう…
ホホバオイルから始めるのがいいかも…
③《水性の基材》
*水(精製水・蒸留水・飲料水)
・飲料水に関しては 市販されている軟水を選んでください。
*芳香蒸留水(フローラルウォーター)
・水蒸気蒸留法で精油を抽出する過程で得られる水。
(ローズ・ラベンダー・オレンジフラワー・カモミール…など)
♪そのまま化粧水として…クレイパックにも用います。
④《アルコール》エタノール
*精油はアルコールによく溶けます。
アルコールに溶かしてから水を加えると わりとよく混ざり合います。
(白濁することがありますが、問題ありません…!)
*無水エタノール・消毒用エタノールなど 薬局で入手できます。
また アルコール度数の高いウォッカを用いることもできます。
⑤《ミツロウ》ビーワックス
*ミツバチが巣を作る時に分泌するワックス。
軟膏やクリームを作る時に用います。
♪最近ミツロウキャンドルの人気も急上昇!
⑥《クレイ》
*鉱物主成分の粘土。
吸収・吸着・収れん・洗浄作用があり、パックなどに用います。
⑦《グリセリン》
*脂肪・油脂から採れる液体。
保湿作用があって化粧品やクリーム作りに使います。
薬局で入手できます。
⑧《その他》
*天然塩・重曹・クエン酸・ハチミツなどもよく使われます。
⑨《道具》
*ビーカー大・小 各1個あると便利ですが その都度 必要なものを揃えればよいのでは…?! と思います。
また 作った化粧品などは 劣化を防ぐため、ガラスの遮光瓶を準備されることをオススメします。